#注 以下の設定を行う上で必要のない項目(デフォルト値など)は コメントアウトするか削除してください。
$ cd $INN/site
まずは、相手サイトのマシンを登録をします。
hosts.nntp
lx.wakhok.ac.jp:
購読許可を与えるマシンを設定します(前述のローカルなニュースグループの 投稿の際に、既に設定されていれば、再設定の必要はありません)。
nnrp.access
lxa6.wakhok.ac.jp:Read Post:::* lxa1.wakhok.ac.jp:Read Post:::* lxa2.wakhok.ac.jp:Read Post:::*
あるいは、
lx*.wakhok.ac.jp:Read Post:::*
のようにワイルド・カードを使用してもかまいません。
記事の配送条件を newsfeeds に追加記述します。
newsfeeds
lx/lx.wakhok.ac.jp\ :*,!lxa1.test/!local\ :Tf,Wnm:
相手サイトのマシンを登録します。
マシン名/別名:配送条件/ディストリビューション:配送時付加情報: 配送条件は*で総て、! で送らないを表す。 付加情報の Tf はファイルを使った配送を意味し Wnm は記事の 「相対パス名(n)」と「記事の Message-ID(m)」を意味します。 (第2フィールドの記述として ME では受け取りの設定となりますが、 相手マシン名を記述すると送信の設定となりますので注意して下さい)
配送プログラムの設定を行います。
nntpsend.ctl
lx:lx.wakhok.ac.jp::-T1800 -t300
配送先の情報を記述します。 空のフィールドには必要ならサイズの記述を行います。 最後の -T は最大転送時間(秒)、-t は転送先とのコネクション・アウトの時間(秒)を 表しています。
エクスパイアを実行するための設定ファイルを記述します。
expire.ctl
/remember/:14 summer.*:A:5:5:never lx.*:A:1:1:1
意味は以下の通りです。
/remember/:14 14日間ヒストリーを保持 summer.*:A:5:5:never ニュース・グループ:種別:Expires ヘッダのある記事の保持日数 :Expires ヘッダのない記事の保持日数:Expires ヘッダのある記事の保持日数の上限 種別には「モデレートなグループ(M)」、「アンモデレートなグループ(U)」、 「全てのグループ(A)」がある。
※ rc.news で innwatch を有効にする場合
innwatch は定期的にロード・アベレージやスプール・ディレクトリの 状況を調べ、問題がある場合にはサーバの動作を制御するためのプログラムです。
ただし、今回は特に起動しません。
起動する場合は rc.news の 13行目目にある DOINWATCH=true にすればよいでしょう。
(デフォルトでは、true になっています)
念の為、設定ファイルをチェックした方がよいでしょう。
$ perl /pub/usr/news/bin/inncheck
これらを $INN/site で編集したファイルを有効にするために
<root になる> # cd $INN/site # make reload-install
を行います(「make reload-install」はrootで行った方が良いでしょう)。
また、ポストするために必要なファイル nntpsend を自動的に実行するために ユーザ「news」で crontab を起動し、登録しておきます。
$ crontab -e (root のときは crontab -e news)
次の行を追加を追加して下さい。
0,10,20,30,40,50 * * * * /pub/usr/news/bin/nntpsend