# PATH=$PATH:/usr/local/apache/sbin;export PATH
この時、次のように、設定ファイルを -f オプションで指定して、httpdを 起動します。
# httpd -f [ServerRootで指定されたディレクトリの絶対パス名]/etc/httpd.conf
実は、httpd -f conf/httpd.conf
という形でも、ちゃんと立ち上がりますし、
設定ファイルも読んでくれます。ただ、次のような問題があります。
実際の運用では、途中で設定ファイルを変更するということが起こります。
そうした時、設定ファイルを絶対パスで指定していると、そのプロセスに、
SIGHUP シグナルを送るだけで、新しい内容の設定ファイルを読み直して、新しい設定で
の動作に切り替わってくれます。設定ファイルを、相対パスで指定していると
kill -HUP .... を実行しても、どのファイルを読んだらいいかわからず
(先の例だと、ルートの下の/etc/httpd.conf を読みにゆこうとします)、
新しい設定に失敗します。
サーバが立ち上がったら、Netscapeから、次のようなURLで、仮のページを
オープンしてみてください。
Netscapeを立ちあげる環境が出来ていない人は、付録「HTTPプロトコル」を参考にして
telnet でアクセスしてみてください。
http://lxa1.summer0.wakhok.ac.jp/home.html
ページがきちんと見えれば、httpdの設定は、ひとまず成功です。