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12.2.1 ScriptAlias指定子

Gateway プログラムは、決まったディレクトリに置かれます。逆に、あるディレクトリ の下のファイルは、サーバによって、通常のドキュメントとしてではなく、全て、 Gateway プログラムとして解釈されます。

このディレクトリは、標準的にはsrm.confファイルの中で、次のように設定され るので(但しdefaultでは安全のためコメントになっている。)、 CGIを利用したい場合のみ、コメントをはずし各々のインストール環境に合わせて ディレクトリを変更してください。

#ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/local/apache/share/cgi-bin/

左側の /cgi-bin/ は、URL上の仮想的なパスを、左側の /usr/local/apache/share/cgi-bin/ は、実際のUNIX上のパス名を表します。 この例では、UNIX上のディレクトリ /usr/local/apache/share/cgi-bin 以下の ファイルは全て、URLでは、/cgi-binの下に見え、それらはサーバからは、 Gatewayプログラムとして解釈されることになります。 このようにして、ひとつのGateway プログラムに対応して、ひとつのURLが 決まることになります。



Noriyo Kanayama