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3.8.1 useradd コマンド

useradd コマンドは、ユーザーの登録に用いられます。 次のように沢山のオプションを持っています。

     useradd [ -u ユーザー番号 [ -o ]] [ -g プライマリ・グループ ]
          [ -c コメント ] [ -d ホームディレクトリ ] [ -s シェル ] 
          [ -G セカンダリ・グループ [, group...]] 
          [ -m [ -k skel_dir ]] 
          [ -e 失効日 ] [ -f 未使用期間 ] ログインユーザー名

これらのオプションを使えば、/etc/passwd, /etc/shadow, /etc/group を間接的に 書き換えることが出来るわけです。 -m オプションを使えば、ディレクトリの作成も行なってくれます。 -o オプションは、ユーザー番号の重複を許します。

この useradd コマンドを用いれば、先程のユーザー登録の問題は、次のように、 簡単に処理することが出来ます。

  useradd -u 10001 -g 51 -m -d /home/sample/user1 -s /bin/csh user1



Noriyo Kanayama