3-1:日本語入力(文節の切り直し)


前回の講習では、基本的な日本語入力の方法を学びました。今回はコンピュータが誤った文節の区切りを示した場合の対処法を説明します。


例として、「わたしはいしゃにいきました。」という文章を使ってみます。 最初にこの文章を入力して変換してみると以下のようになるでしょう。

    

これが望みのものであればいいですが、これを

     私歯医者に行きました。

  と変換したい場合、「Shift」キーを押しながら、左右のカーソル移動キーを使用します(このように同時にキーを押すのを表記する場合、Shiftキー+←、→キーというように、「+」であらわすことがあります。覚えておいてください)。
  Shiftキーは左右どちらでも使用してもよいですが、自然なのは、左のShiftキーを左手で押しながら、右手で←→キーを操作することです。

    

  上記のShiftキー+←→キーで、今反転表示されている「私は」の部分を伸ばしたり縮めたりできます。 今は、「わたしは」ではなく「わたし」
で切れ目になってほしいのですから、Shiftキー+←で、この文節を縮めます。

    

  この状態で、スペースキーを押して変換すると、次のように望みの結果が得られます。

    

  これでEnterキーを押せば、文章全体が確定されます。まだおかしな部分がある場合、← →キーでその文節まで移動してから、上と同じ要領で伸
ばし縮め、再変換を行います。
 
 
 

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