3-8:誤った操作のやり直し


文章を装飾した場合、イメージ通りにならないときがあります。また、誤った文字列をまとめて削除してしまう場合もあります。このようなときにワードでは「やり直し」の機能があります。
この機能を利用することで、多少の手順を誤ってもすぐに修復できます。
また、戻れるやり直しは100回分ほどありますから、多少手の込んだことをやってからのやり直しにも対処できるでしょう。


以下のように文字列の大きさを変更したとします。
    
        ↓
    

  しかし、これは希望の結果ではなかった場合、以下の標準ツールバーにある「元に戻す」ボタンを押します。

    

  すると、「文字の大きさ変更」という操作を解除して、1つ前の状態に戻ります。
    

  再度「元に戻す」ボタンを押すと、上記の操作も解除され、さらに1つ前の状態に戻ります。
  このように「元に戻す」ボタンを押すと、それまでの操作が解除され、文章がさかのぼった状態になります。

  ※もし、「何操作前まで戻す」とはっきりと分かっている場合には、下図のように、「元に戻す」ボタンの右にある▼を左クリックして、さかのぼる操作の一覧を表示して、選択することで、一気にさかのぼることもできますが、あまり現実的ではないでしょう。
    
 

もしも、「元に戻す」ボタンを押しすぎて、さかのぼりすぎてしまったら、下図の「やり直し」ボタンを押してください。「元に戻す」のを止めることができます。この「やり直し」ボタンは標準ツールバーには見えません(ワードでは良く使うボタンを表示するという設計になっているためです)。ですので、最初は下図のように、標準ツールバーの右端にある「その他のボタンメニュー」を押してから選択する必要がありますが、次回は標準ツールバーにあらわれるはずです。

    
 
 
 
 
 

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