WWWのシステムの仕組み、特に WWWサーバーとブラウザの関係を解説します。
Netscape や Interenet Exploreなどのブラウザは、
単独でその仕事をしているわけではありません。
ブラウザは皆さんのコンピュータの画面に文字や画像を表示するだけでなく、
インターネットを通して通信を行うためのソフトウェアです。
その通信相手が WWWサーバーです。
WWWサーバーは提供する情報をさまざまな種類のファイルとして管理しています。
それらは文章のファイルの場合もあれば画像や音声、あるいはビデオ映像であったり
します。
ブラウザは WWWサーバーに対して必要な情報のデータを送ってもらうように要求を
だします。WWWサーバーはそれに応えて指定を受けたファイルのデータを送りだします。
データはインターネットを通じてブラウザに到着し、ブラウザはそのデータを元に
自分のコンピュータ上に表示を行うわけです。
WWWサーバが送るデータをブラウザが画面に表示する
この大学でも WWWサーバーが働いています。 UNIXのサーバーマシンのうちの一台の中で起動されている httpd とういうプロセスがその正体です。 このプロセスが皆さんに学内の情報を提供したり、 大学の外から通信してきた人たちにこの大学の情報を提供する仕事をしています。