VRML(Virtual Reality Modeling Language)は
Silicon Graphics社と Sonyによって開発された3次元の仮想空間のデータを
記述するための言語です。
日本語に訳すとすれば「仮想現実設計言語」という意味になるでしょう。
VRMLを利用したホームページを見るには Netscapeのようなブラウザの他に、
「プラグイン(Plug-In)」と呼ばれる補助的なソフトウェアが必要になります。
VRML用のプラグインは複数の種類があります。
Netscape用のものとしては Silicon Graphics社自身が開発した
Cosmo Player 2.0が代表的です。このソフトウェアおよび VRMLに関する
最新の情報は下記のURLから得ることができます。
http://vrml.sgi.com/
WWWのページは基本的には印刷された本と同じで2次元の図表です。 VRMLは3次元のデータをリアルタイムで操作することを可能にしてくれます。 最近ではPCの処理能力の向上でバラエティーに富んだページの表示が実現 できるようになりました。 さらに将来は、 仮想的な美術館や博物館、オンラインの教材、医療情報など 様々な分野で応用が期待できる技術です。
興味のある方は、
本学で作成した
2000年開学予定の4年制大学の新校舎、
を見てください。
VRML の映像を HTMLファイルの中から呼び出し、
ホームページの一部にする
こともできます。
また、VRMLは音声の取り扱いも可能です。
音の聞こえてくる方向や強さを3次元空間で指定し、複数の音源を重ね合わせる
こともかのうです。
仮想的な音楽空間を実現
できるわけです。
Silicon Graphics社のホームページからは、
VRMLギャラリー/も紹介されています。