TCPモニタの使い方


TCPモニタとは?

TCPモニタとは、HTTPの要求と応答の中身を見るためのツールです。 Webサービスのツールである Apache Axis に附属してます。

localhost の 8080番のポートで、Tomcat が動いているとします。 TCPモニタは、8081というポートを使って、 パソコンとWebサーバの間に割り込むことで、 要求と応答の中身をのぞく役割をします。


TCPモニタの起動

まず、Tomcat を起動します。

axis.jar をダウンロードしたら、 ダウンロードしたフォルダに移動して、 次のコマンドを実行します。

    java -cp axis.jar org.apache.axis.utils.tcpmon

TCPモニタの準備

TCPモニタを起動したら、次の画面が出てきます。

Listen Port に「8081」を入力します (ほかの使われていないポート番号でも構いません)。 Target Hostname と Target Port には、 いま動いている Tomcat のホスト名とポート番号を入力します。 ここでは、「localhost」と「8080」とします。

入力が終わったら、「Add」ボタンを押します。

「Port 8081」というタブが作られます。クリックしてみましょう。 これで準備完了です。


TCPモニタを試す

先の「Listen Port」で指定したポートを使って、 Tomcat にアクセスしてみましょう。

TCPモニタでは、中段に要求 (request) の中身が、 下段に応答 (request) の中身がそれぞれ表示されます。


Last modified: 2003-04-30 (水)
tomoharu@wakhok.ac.jp