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6.4.2.5 mountall/umountall

mountall, umountallは、/etc/vfstabに記述された指示に基づいて その全てのエントリに対して、 マウント/アンマウントを実行します。

mountall
[ -F ファイルシステム・タイプ ] [ -l|-r ]
[ file_system_table]
umountall
[ -F ファイルシステム・タイプ ] [ -l|-r ]

オプション -lは、ローカルなファイルシステムだけを、オプション-rは、 リモートファイルシステムだけを、マウント/アンマウントします。 また、-Fオプションで、ファイルシステムの指定も可能です。 mountallコマンドは、引数にファイルを取って、その指示に従ってマウントする という使い方が可能です。ただし、このファイルの中身は、/etc/vfstabと 同じ書式に従っていなければなりません。

   /sbin/mountall -l         # ローカルなファイルシステムだけマウント
   /sbin/mountall -F nfs     # NFSをマウント
   /sbin/umountall -F nfs    # NFSをアンマウント



Noriyo Kanayama