5.2.3 [参考]旧形式のブートファイル /etc/named.bootの例

参考までに Version4.x.xシリーズのbindのブートファイルはデフォルトでは /etc/named.bootで、以下の形式であった。

directory  /var/named
;
; type    domain    source host/file  backup file
cache    .    root.cache
;
primary    localhost  localhost.zone
primary    0.0.127.in-addr.arpa  localhost.rev
;
primary    wakhok.ac.jp  wakhok.zone
primary    100.11.202.in-addr.arpa  202.11.100.rev

• １行目は/var/namedディレクトリがデータベース・ファイルのありかであることを 示す。; 以降行末まではコメントである。
• ４行目はルートサーバーのキャッシュとして使うファイルを示しています。
• ９行目はこのサーバーがドメインwakhok.ac.jpについてプライマリ・ネームサーバー としてはたらき、ゾーンのデータベースがwakhok.zoneにあることを示す。
• １０行目は逆引きのためのゾーンで100.11.202.in-addr.arpaは202.11.100.* の IP addressからホスト名を引くためのものである。
• ６、７行目はローカルホストに対するものである。