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通常、ニュースは送り側で必要と判断したものは全て送ろうとしますが、
相手が最下流でない場合は相手がすでに同じ記事を持っている可能性があります。
NNTP で転送している場合は、NNTP のプロトコル自体が記事1通ごとに相手が
持っているかどうかのチェックをするので無駄な転送はしません。
しかし UUCP では全ての記事をまとめて送ってしまいます。
このような無駄な転送を省くのが ihave/sendme コントロール・メッセージです。
ihave/sendme を使った記事の交換手順は以下の通りです。
- 送り側サイトで送ろうとしている記事の Message-ID のリストを
ihave control message で送ります。
- ihave を受けたサイトは、そのリストをチェックして、自分が
まだ持っていない記事の Message-ID のリストをつくり、sendme control message
として送り側に返します。
- sendme を受けたサイトは、そこに列挙されている記事を相手に送ります。
Noriyo Kanayama