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10.5 root権限でのhttpdの起動

wwwサーバがroot権限で動いていると、後で学ぶCGIを使うときなど、 予期せぬセキュリティー・ホールが出来ることがあります。

こうした問題への対策として、Apacheのhttpdは、rootで立ち上げてもデフォールトで、 nobody権限のプロセスとして走るようになっています。 また、httpdを任意のユーザ権限で走らせることが可能です。

wwwサーバのインストールには、常時、wwwサーバが立ち上がっている Stand-alone 型と、クライアントのリクエストがある時だけサーバが 立ち上がるInetd型の二つのタイプがあり、そのどちらでもインストール可能です。 スピードの点からStand-alone型のインストールを勧めます。



 

Noriyo Kanayama