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10.5.2 Inetd

メモリーを節約したい時や常時サーバーが立ち上がっている必要性が薄い場合、 リクエストに応じてInetdで起動させるのも1つの方法です。 設定ファイルが出来ているものとします。 そのためには、二つのファイルの設定が必要です。

1.
httpd.confのこの部分
ServerType standalone
を編集して次の様に書き換えます。
ServerType inetd
2.
ファイル /etc/services に以下の行を追加します。
http   80/tcp

3.
ファイル /etc/inetd.conf に以下の行を追加します。
http stream tcp nowait root /pub/usr/local/apache/sbin/httpd  httpd -d /pub/usr/local/apache

4.
ps コマンドで、inetdのプロセス番号を調べ、このプロセスに SIGHUP シグナルを送ります。
ps -ef | grep inetd 
kill -1 <process-id>

nis との関係でシステムの設定によっては、/etc/nsswitch.confの設定変更が 必要となることがあります。



Noriyo Kanayama