このような場合、killコマンドを用いることになります。自分の所有す るプロセスであれば、またはスーパーユーザであればkillコマンドでプロセス を終了させることが可能です。
killコマンドの使い方は次の通りです。
kill [-シグナル] プロセス番号 [プロセス番号, ...]シグナルには以下のものが指定できます。(この一覧を表示させるには、kill -lを実行します。)
HUP INT QUIT ILL TRAP ABRT EMT FPE KILL BUS SEGV SYS PIPE ALRM TERM USR1 USR2 CLD LOST WINCH URG IO STOP TSTP CONT TTIN TTOU VTALRM PROF XCPU XFSZ WAITING LWP
これらのシンボリック名の代わりに、/usr/include/sys/signal.h 中で定義さ れた対応する整数値でシグナルを指定することもできます。 デフォルトでは15(SIGTERM)が送られます。これにより、(そのプロセスがこ のシグナルを無視するようにプログラムされていなければ)プロセスを終了さ せることができます。TERMシグナルで終了しない場合、
kill -9 プロセス番号で、SIGKILLを送ってみます。2.5
場合によっては、SIGKILLでもプロセスを殺せないことがあります。よくあるのは 次のような場合です。
==>
デバイスの処理を終了させてから、殺す。
==>
kill -QUIT PID で殺せる。
==>
boot しか方法はないが、害は無い。