ホーム・ディレクトリーを作成したら、その所有者とグループを、ユーザーとそのグループに設定しなければなりません。これらのコマンドは、 スーパー・ユーザーのみが全てのファイル・ディレクトリの所有者やグループを 設定でき、次のような書式を持っています。
chown -R user1 /home/sample/user1 chgrp -R test /home/sample/user1 または、 chgrp -R 51 /home/sample/user1
最後の例のように、ユーザー名やグループ名ではなく、ユーザーIDや、 グループIDを、直接指定できますが、これらのIDが必ず、/etc/passwd や、 /etc/group の中に、存在する必要があります。
は、再帰的にそのディレクトリ以下のファイルや
ディレクトリの属性を
引数に指定したとおりに変更する事を意味します。従って、
を指定しないと、ディレクトリのオーナーなどは変更されても、その下のファイル
などが変更されず、アクセス出来ないなどの苦情がユーザーからくる事になるので
注意しましょう。