6.1 論理演算

論理演算とは、真と偽の値を持つものの間の演算で、結果は必ず真又は偽と なるものである。論理演算子には、次の3つがある。
演算子 機能 優先順位
! 否定 1
&& and(かつ) 2
|| or (または) 3
但し、論理 and と 論理 or 演算は2項演算子であるのに対し、否定演算子は単項 (一つの論理値に作用する)演算子である。

否定
真のものを否定すれば偽。偽を否定すれば真。
論理 and
2つの論理値が同時に真である時のみ真。それ以外は全て偽。
論理 or
2つの論理値が同時に偽である時のみ偽。それ以外は全て真。

制御構造の章で学んだように、C 言語では論理型の値というものはなく、 0を偽、0以外を真(多くの場合1)としている。従って、これらの演算子も この基準に従って機能する。





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Hiroyasu Asami