論理値の間の演算を論理演算と呼び、結果は真か偽である。(c 言語では、
偽は0、それ以外の数値は全て真であることに注意せよ。)
論理演算子には次のようなものがある。
演算子 |
機能 |
優先順位 |
! |
否定 |
1 |
&& |
and(かつ) |
2 |
|| |
or (または) |
3 |
論理 and と 論理 or 演算は2項演算子であるのに対し、否定演算子は単項
(一つの論理値に作用する)演算子である。また、否定演算子は関係演算などより
優先度が高いので、
は、
と等しい点に注意する。
紛らわしい場合は、丸括弧をつけることで演算の順序を指定できるので、積極的に
丸括弧を使った方が良い。
各演算子の意味は次の通りである。
- 否定
- 真のものを否定すれば、偽。偽を否定すれば真。
- 論理 and
- 2つの論理値が同時に真である時のみ真。それ以外は全て偽。
- 論理 or
- 2つの論理値が同時に偽である時のみ偽。それ以外は全て真。