float x; x = 3; |
先の例では、 に代入する前に明示的に
を
に変換して見たのが
次のプログラムです。
float x; x = (float)3; |
このように、値や変数の前に (型)
を置くことによって、希望の型
に変換出来ます。
int y = 3; float x; x = (float)y; |
この例では、整数変数 に入っている値
を実数にキャストしています
が、
の値自体は変化する訳ではない点に注意してください。つまり、
キャストは演算なので、意味的には、
a = - b
という式と同じ
意味になっている訳です。
こうしたキャストをどういう場面で使うべきかという事は、色々なプログラム
を読む中で実際に習得していくものですが、ここでは malloc()
をする
際には積極的に行うべきであるということだけは覚えておきましょう。
何故ならば、malloc()
の返り値は void *
型であるからです。
つまり、以下のように使うのだと覚えておきましょう。
/* char 20個のメモリ */ char * s; s = (char *)malloc( sizeof(char) * 20 ); |