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10.2 Apache version 1.3.1 のインストール

Apacheは

http://www.apache.org/

や世界中にあるmirror site からソース・ファイルのみならずバイナリ・ファイルも入手できますが、 Apacheの1つの特徴であるmodule単位での機能拡張したいのなら コンパイル時にmoduleを選択する必要があります。

また、APACI(Apache 1.3 Autoconf-style Interface)と呼ばれるインタフェースが 新しいバージョンで整備されたので、コンパイル・インストールのために指定した コンフィギュレーションで自動的にconfファイルを作ってくれるので、 コンパイルから始めるのは賢い選択かもしれません。

具体的な手順に移ります。

1.
ソース apache_1.3.1.tar.gz を手にいれたらそれが置かれているディレクトリに移動します。
2.
PATH の設定に/usr/ccs/binと/usr/local/gnu/binを含めます。 例えば
# /usr/ucb/printenv PATH
# PATH=$PATH:/usr/ccs/bin:/usr/local/gnu/bin;export PATH
3.
解凍、展開します。
# gunzip < apache_1.3.1.tar.gz | tar xvf -
4.
# cd apache_1.3.1
5.
# ./configure -prefix=PREFIX PREFIXの所にApacheがインストールされるディレクトリを書きます。defaultでは /usr/local/apacheにインストールされます。
6.
これでMakefileがコンフィギュレーションされたので、いよいよMakeコンパイルです。
# make
7.
最後にインストールです。
# make install



Noriyo Kanayama