UserDir public_html
このデフォールトの例では、各ユーザの、ホーム・ディレクトリ上のpublic_html
という名前のディレクトリが、各ユーザのwwwドキュメントの置き場所になっていると、
wwwサーバは考えます。
UNIXでは、ホーム・ディレクトリを、'~'
で表すことがあります。
こうした表記を使えば、wwwサーバは、各ユーザの ~/public_html
を、wwwの
ドキュメントが入っていると思うわけです。
また、UNIXでは、あるuserのホーム・ディレクトリを、~user
で表すことが
あります。 「ユーザ相対」と呼ばれる、この表記法は、wwwでも転用されて
います。
今、ユーザ sakamoto のホームを /home/net/staff6/sakamoto、ユーザ gakusei1 の
ホームを、
/home/net/sparc01/moon/gakusei1 としましょう。この時、左の
ユーザ相対表記と、右の絶対パス名は、同じファイルを指すことになります。
~sakamoto/www <-----> /home/net/staff6/sakamoto/www ~gakusei1/www <-----> /home/net/sparc01/moon/gakusei1/www