next up previous contents
Next: 10.6.3 User Home Pageの作成 Up: 10.6 ユーザのページ作成を可能とする Previous: 10.6.1 UserDir指定子

10.6.2 URLでのユーザ相対表記

サーバが、~user/public_htmlを、ユーザのwwwドキュメントの置き場だと見なす ということは、もう少し、具体的にいうと、wwwサーバから、このディレクトリの 内容が参照できるという事なのです。

~sakamoto/public_html,~gakusei1/public_htmlというディレクトリの下に、 それぞれ、welcome.html, index.html という名のhtmlファイルがあったとしましょう。 もしも、UserDir指定子によるディレクトリ名の指定がpublic_htmlであったとすれば、 この二つのファイルは、次のようなURLによって、Netscapeで呼び出すことが 出来ます。

ユーザ相対を使ったURL指定。Netscapeで呼び出し可。
    http://lxj6.wakhok.ac.jp:8080/~sakamoto/welcome.html
    http://lxj6.wakhok.ac.jp:8080/~gakusei1/index.html
ファイルの実体は、それぞれ、
    --> /home/net/staff6/sakamoto/public_html/welcome.html
    --> /home/net/sparc01/moon/gakusei1/public_html/index.html

よくやる間違いは、URLの中に、UserDirで指定したディレクトリ名を 含めてしまうことです。

次の指定は誤っているか、別の文書を指定しています。
    http://lxj6.wakhok.ac.jp:8080/~sakamoto/public_html/welcome.html
    http://lxj6.wakhok.ac.jp:8080/~gakusei1/public_html/index.html
こうした指定では、次のファイルが参照されてしまいます。
    --> /home/net/staff6/sakamoto/public_html/public_html/welcome.html
    --> /home/net/sparc01/moon/gakusei1/public_html/public_html/index.html



Noriyo Kanayama