多数の同じ型を持つ値を格納しておける変数を配列と呼ぶ。配列は変数なので、必ず ブロックの先頭で宣言し、確保しなければならない。また、配列に格納できるのは 同じ型の値であることも重要である。 ( 配列は数値の列だけではなく、表のようになった数値を格納するための仕掛けも あり、これを多次元配列と言うが、ここでは、1 次元の数値の列のみを扱う。 )
( 一次元 )配列を宣言するには、次のように行う。
型 配列名[個数]; |
具体的には、次のように宣言する。
例1 int rei[100]; 例2 char str[20]; 例3 float jissu[53]; |
例1 は、100 個の整数を格納できる配列 rei
を宣言している。
例2は、20個の文字を格納できる配列 str
を宣言している。
例3は、53個の実数を格納できる配列 jissu
を宣言している。
勿論、これまで学んできたように、幾つかの同じ型の配列を同時に宣言することも 出来る。
例4 int rei[100], seiseki[1000], num[50]; |
例4では、整数型の配列で、100 個の大きさの配列 rei
と、1000 個の
大きさの seiseki
と、50 個の大きさの配列 num
とを一度に宣言
し、確保している。
注意 配列は宣言しただけでは、その中に何が入っているかは不定であるので 注意しよう(つまり、ごみが入っていることもあるという事)。