getc()
と
putc()
を用いる。実は、これまでに学んだ標準入出力に対する
一文字読み書き関数 getchar()
, putchar()
は、stdio.h
中で stdout (標準出力), stdin(標準入力) にたいして putc()
と
getc()
を行うように定義されたものであった。従って、中身は
同じものであったのである。
getc(),putc()
は以下の通りで、
int getc( FILE *fp ); /* 一文字の読み込み */ int putc( int c, FILE *fp ); /* 一文字の書き出し */ |
putc()
の c
に出力したい文字をセットすれば良い。返り値
はどちらも文字である。
なお、こうしたストリームに対する入出力では必ずカレントポジションは自動的に
変更される。
putc(),getc()
については一文字分だけカレントポジションがインクリメント
されるようになっている。これらの情報は、ファイルポインタのオブジェクトの
中にあり、putc(),getc()
が自動的にそれらの情報を更新するので、プログラマ
は意識する必要はない。