もうひとつ、設定ファイルの中で元になるファイルシステムのタイプを 指定することにより、NFS以外のローカルなファイルシステムについても オートマウントを適用することができるのですが、実際には運用上のメリットが あるのはNFSの場合でしょう。以下でもNFSの場合に限って説明を行ないます。
クライアント側でオートマウントの要求を受けとり、実際に必要なNFSマウントを 行なうデーモンはautomountdです。 このプロセスは、システムがランレベル2に入る時に自動的に起動されます。 もし以下の設定を正しく行なっているにもかかわらずうまくオートマウントが できない場合、クライアント側でこのデーモンが動作しているかどうか確かめて下さい。