国際会議 The Ninth International Symposium on Computing and Networking (CANDAR 2021)がオンラインで開催され、併催ワークショップの中において、本学情報メディア学部 張江洋次朗助教と4年生サンガム・バブ・ニューパネさんの発表論文がGCA Best Poster Awardを受賞しました。本論文は7つあるワークショップを併せた全体の中でも優秀と評価され、Workshop Best Poster Paperにも選出されています。

　受賞した論文である「Augmented Triplet Network for Individual Organism and Unique Object Classification for Reliable Monitoring of Ezoshika Deer」は、本学のある稚内地域の問題の一つであるエゾシカの個体識別に関する研究であり、地域に根差した実践的な研究です。機械学習の手法を使った動物の個体識別技術は確立しておらず、様々な応用が期待される研究でもあります。