本学では、中学・高校の「数学」と高校「情報」の教員免許を取得することができます。本学の教職課程は、稚内市および近隣地域の教育現場と密接に結びついており、稚内市教育委員会が主催する「放課後学力グングン塾」、近隣の小学校でのインターンシップ、近隣の中学校・高等学校での授業体験、隣町である豊富町での学習支援活動など、教員としての実践力を高めるさまざまな機会があります。ICT を活用する力はもちろん、地域に学び、地域と学ぶ力を身につけた教員として、多くの卒業生が活躍しています。
溝口 大 4 年 (北海道旭川永嶺高等学校出身)
私は、中学生の頃からの夢であった数学科教員になるために育英館大学に入学しました。これまで、様々な教育支援活動に参加し、多くの教育現場を体験しました。その結果、実践的な指導力が身についてきていると感じており、4 年次科目の教育実習に向けて大きな自信
に繋がっています。このように、様々な教育支援活動を 1 年次から参加できるのは、育英館大学教職課程の大きな魅力だと感じています。4 年次となるこれからは、先輩から受け継いできたことを後輩に伝え、しっかりサポートしていきたいです。
小林 伸行 准教授(教職課程担当)
本学の教職課程の特徴は、行き届いた個別指導と豊富な実践経験――少人数による授業で教育課題に向き合うための知識と技能を身につけ、市内外の学校と連携した実習や各種学習支援によって教師としての指導力を身につけます。特に、近隣の町村に広がる学習支援は、学生間の結束が深まり地域からの信頼と励ましを実感できる貴重な体験です。豊かな「学び」を通じて、教師としての実践的指導力と人間性を磨きます。