ソフトウェアがなければ、コンピュータも、コンピュータにつながる機械も動かすことができません。みんなが楽しんでいるゲームも、だれかとつながるSNSも、ぶつからないクルマも、そして愛嬌あふれるロボットも、ソフトウェアが動かしています。数理情報系は、ソフトウェア制作やネットワーク技術の基礎科目、インターネットに接続されたモノから情報を取得したり動かしたりするIoT(Internet of Things)や人工知能に関する科目、ソフトウェア技術の基礎となる数学といった科目群から構成されています。
島谷 悠花 4年(北海道稚内高等学校出身)
私は、大学に入学するまでプログラミングをしたことはありませんでした。プログラミングに関する知識が全くない中で、情報系の授業についていくことができるか不安でしたが、丁寧にわかりやすい授業と優しく教えてくれる先輩たちのおかげで、ウェブサイトやウェブアプリケーションの製作などができるようになりました。今、プログラミングに関する知識は、求められている知識のうちの一つだと思うので、身につけることができてうれしいです。
佐賀孝博 教授(プログラミング担当)
プログラミングの導入は、ゲームを題材として行います。簡単なゲームをつくることは自分の行おうとしたことの可視化ができ、正しく動作しているかがわかりやすいからです。ゲームづくりでプログラミングに興味を持つことで、さらにスキル向上を行い、4年間でデータベースを用いたWebアプリケーションやAI・IoTに関するプログラミングについても学んでいきます。また、関連してネットワーク技術についても実習を多く取り入れて基礎から実践まで学ぶことができます。