ソフトウェアがなければ、コンピュータも、コンピュータにつながる機械も動かすことができません。みんなが楽しんでいるゲームも、だれかとつながるSNSも、ぶつからないクルマも、そして愛嬌あふれるロボットも、ソフトウェアが動かしています。数理情報系は、ソフトウェア制作やネットワーク技術の基礎科目、インターネットに接続されたモノから情報を取得したり動かしたりするIoT(Internet of Things)や人工知能に関する科目、ソフトウェア技術の基礎となる数学といった科目群から構成されています。
冨山響 2020年度卒業(北海道稚内高等学校出身)
私は情報系の授業を主に受講していました。ウェブサイト制作やUnityを利用したゲーム制作、ETロボコンへの参加など、さまざまなジャンルのプログラミングについて勉強していました。この大学では情報系のゼミに所属していても情報系の授業だけではなく、アート表現や、数学の授業も受講することができるので、いろいろな授業を受講することで視野を広げたり、新しい考え方を手に入れて自分の研究分野に活かすことができます。
佐賀孝博 教授(プログラミング担当)
プログラミングの導入は、ゲームを題材として行います。簡単なゲームをつくることは自分の行おうとしたことの可視化ができ、正しく動作しているかがわかりやすいからです。ゲームづくりでプログラミングに興味を持つことで、さらにスキル向上を行い、4年間でデータベースを用いたWebアプリケーションやAI・IoTに関するプログラミングについても学んでいきます。また、関連してネットワーク技術についても実習を多く取り入れて基礎から実践まで学ぶことができます。