本学就職内定者がどんな努力を経て成功を勝ち取ったのか、就職活動の体験談や苦労などを紹介してまいります。
プンマガー・スミット
(ネパール出身・2020年度卒)
IT企業で即戦力
私はIT技術を学ぶため、稚内北星学園大学(現:育英館大学)に留学しました。講義や生活面も含めて、先生やスタッフの方から熱心な指導とサポートで、楽しく過ごすことができました。
在学中の2018年にはETロボコンに参加し、ガレッジニア部門最優秀賞等を受賞しました。この成果は私のキャリアにとって、プラスポイントとなりました。
ロボコン大会での活躍が評価され、東京のIT企業にプログラマーとして、就職しました。
大学で学んだ日本の文化やマナーのおかげで、日本企業で適応することができました。入社後は即戦力として期待され、ソフトウェア開発に携わっております。
冨山 響
(北海道稚内高等学校出身・2020年度卒)
公務に求められているICT技術
私は在学中、主にWebアプリケーション、ゲームの開発やAIに関するプログラミングなど、「情報系」の授業を履修しました。
その他にも、プログラミングする際の論理的な考え方を「数学系」の授業から、利用者視点に立ったレイアウトデザインの方法を「アート表現」、「Webデザイン」の授業から学び、思考の幅を広げることができました。
日本全体でデジタル化が急速に進められていく中で、ICT等を扱えるデジタル人材が地方公務員にも求められています。大学での分野を超えて学んだ経験やプログラミングの知識を活かし、生まれ育った街である稚内市で、誰もがデジタル化の便利さを実感することができるようなまちづくりに貢献していきたいと考えています。
松本 大輔
(北海道稚内高等学校出身・2020年度卒)
教職の専門的な知識を学ぶことができました
仲間や先生方とのゼミ活動を通して、切磋琢磨しあうことで人としても成長することができ、数多くの実践経験と教職の専門的な知識を学ぶことができました。
中学校教員となり、大学で経験したすべてのことが仕事や先輩の先生・保護者の方との関わりの中で生きていると実感しています。
今は「子どもが楽しく学べる学校」を目指して、子どもたちのために日々奮闘しています。
伊藤 良平
(北海道稚内高等学校出身・2018年度卒)
大学院でITの勉強を さらに極めていきます。
僕はもともと教員になるつもりで育英館大学へ入学しました。入学してから数学や情報について勉強していくうちにネットワークの面白さを知り「情報技術についてもっと勉強したい」と思い、プログラミングなどにのめり込みました。3年生の終わりに共同研究でネパールに行って実際に学んだことを活用したりするうちに、大学院でレベルの高い技術を身につけたいと考え、大学院へと進学することを決めました。大学院では「発展途上国の教育格差問題の解消」をテーマに研究をしていますが、勉強することが多くとても楽しいです。僕がこのように「勉強したい」と思うようになったのも育英館大学で様々な経験を積んだからなのだと思っています。