デジタルで
未来を
つかむ大学

社会情報系

 みなさんは「まちづくり」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
 わたしたちは「まち」で暮らしています。まちには、人やモノが集まり、そこでは様々な情報が交換されています。交換されるものとして、貨幣、言語を介したコミュニケーションなどが含まれます。
 現代社会ではSNSなども普及し、ますます多数の情報が即時的に交換されるようになりましたが、一方で痛ましい事件も多くなりました。
 社会情報系では、わたしたちが暮らす「まち」を基盤に、「スポーツ」、「SDGs」、「観光」、「コミュニケーション」などのツールを使いながら、稚内市を「より良い街へとつくりかえていく」ためにはどのようにするのか、地域に積極的に出ながら学びます。

PICK UP …社会情報系の学びの特色

AI、PC、インターネット、SNSなどのデジタル全盛な時代に…
“あえて”本や、コミュニケーションから「アナログ」に学ぶ社会情報系

地域の「ボッチャ」大会に


パラリンピックの正式種目としても注目されている「ボッチャ」。ルールがカーリングと似ていることもあり、市内の大会にスタッフ、選手の双方で参加しています。

「SDGs」を考える


「カードゲーム」で遊びながら「SDGs」や環境、地域、経済の調和のとれた発展について楽しく学びます。このゲームは地元民間企業のご厚意で実施されています。

異文化理解を深める


観光、仕事、留学等で訪日する海外の人と円滑なコミュニケーションを取るためには、文化理解が重要になります。海外の大学との文化交流や、授業での自国文化の紹介を通して異文化理解を深めます。

稚内の商店街で「まち歩き」


稚内市内にある「中央商店街」を実際に歩いて、その空気感や商店主とのコミュニケーションの中から、学生目線での印象や、課題についてグループワークをしながら交流しています。

 

Voice student & teacher

カーリングの全国大会にも出場

西藤 稜馬 4年(北海道恵庭南高等学校出身)

 私は、稚内で「若者の人口流出がなぜ起きるのか」について興味があります。この問題を考えるには、短絡的な解決策ではなく、まちづくり、教育、福祉、観光などの多種多様、かつ長期的な視点が必要だと思います。社会学、観光概論などの講義やゼミ活動における文献精読を融合しながら、地域の現状、地域住民の声に耳を傾けながら学んでいます。また、2年続けてカーリングの全国大会にも出場し、稚内の「カーリング熱」の高まりにも注目しています。

環境・都市情報を基にまちづくりを考える

遠藤孝夫 教授(環境・都市情報担当)

 本学では、環境について地球規模の問題やエネルギー、社会・経済との関わり、政策やマネジメントなどさまざまな観点から学ぶことができます。また、地理空間情報科学をもとに、都市の情報を多角的にとらえる知識と技術を身につけることができます。こうした地域の現状に関する良い所や改善を要する所を適切に把握する力を修得しつつ、今後のまちづくりのあり方を一緒に考えてみませんか。

履修科目

  • 社会学
  • 観光概論
  • 観光事業論
  • スポーツとまちづくり
  • 都市計画
  • 都市地理情報論
  • 環境とエネルギー
  • 環境社会学
  • 社会調査論
  • 観光英語 など

取得できる資格

  • 実用英語技能検定
  • TOEIC
  • TOEFL(iBT)
  • 観光英語検定
  • 秘書検定
  • ビジネス文書検定 
  • ビジネス実務マナー検定
  • サービス接遇検定
  • ニュース時事能力検定
  • 環境社会検定 など

進路

  • 公務員
  • 民間企業
  • NPO/NGO
  • 大学院進学
  • 団体職員 など

関連リンク

稚内本校
数理情報系
メディア表現系
教職課程